スタート4:45。
2年以上フィリピンのセブに住んでいるとこういうぶっ飛んだ設定にも驚かなくなってしまいました。
この写真は夜のライブ会場でありません。
明け方前のスタート地点です。
僕は以下の大会に参加しました。
https://cocorunning.myruntime.com/register/sinulog-run-2025
大会名になっているSinulog(シヌログ)はダンスの一種で、毎年一月になるとセブでイエス・キリストを讃える祭りが行われ、そこで踊られるものです。
セブの一月はシヌログ祭り一色で、いろんなところでこんな音楽が流れています。
マラソンですが、驚いたのが、走っている人の男女比率。
見渡した感じ、男性:女性=4:6。
しかも女性の80%以上が20代だと思われます。
日本でマラソンに参加したときは20代の女性はかなり少ない印象だったので、フィリピンの女性のたくましさを垣間見ながら走っていました。
3km・6km・12kmの部門があって、僕は6kmを1時間以内に完走しました。
ゴールしてもまだ夜は明けていませんでした。
ふと、「あれ、タイムって計測されたのか?」と思いました。
結論、タイムの計測はありませんでした。
折り返し地点で半分走りましたの証拠となるひもをもらい、そのひもを持ってゴール地点に行けば完走したとみなされるシステムでした。
ひもをもらってゴールに行けば良いので、悪いことをしようと思えばできます。
でもこの大会はガチでタイムを狙おうという感じではなくて、みんなで走って盛り上がろうみたいな感じだったので、このゆるさもフィリピンぽいなと思いました。
戦利品はTシャツ・コースを半分走ったら渡されるひも・メダル・飲み物・弁当でした。
マラソン直後にからあげ・ミートボール・白米の弁当を勢いよく食べている方々を見てフィリピンの明るい未来を予見しました。